『30歳までにしておくべき10か条』を20代のうちに終わらせてみて&お知らせ

 

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やすぷるさんのツイートでこんなものがありました。

 

20代の自分が全て終わらせて思ったこと、得たことを綴っていきたいと思います。

 

 

 

 

1: 仕事をやめてみる

 

私は新卒で入った会社を1年でやめています。

そこそこ激務で、新卒一年目だったのに社内政治に巻き込まれ...というなかなかハードな体験でしたが、家と会社の往復する生活を繰り返していくうちに大学時代まで築いてきた自分のコンセプトや価値観みたいなものがどんどん失われていったんですよね。

 

上司に「社会人とはこういうものである!」みたいなことを言われ続けますが、実際それって「その会社にとって都合のいい暗黙の了解」みたいな、おかしなものであったりするんで...。

 

そもそもそれって『社会人』じゃなくて『会社人』じゃん。

 

ほんで徐々に、自分の価値観や視野が狭くなっていくんですよね。

 

なんとなく、40代、50代の社員を横目に「あぁ〜、この人たちは会社にしか居場所がない人間なんだろうなー...」とか考えてましたね。

 

少なくとも私はそうはなりたくなかったです。

 

思い切って私は1年でその環境から離れました。

 

最後の出社日に会社から出て空を見上げて思いました、

「世界って、こんなに広くて自由だったっけ...。」

 

 

 

 

2:転職してみる

同業にも異業にも転職というか経験がありますが、企業によって法人によって色々な働き方、稼ぎ方がありますね。

人も色々。

 

共通してたのは『不義理はいつか自分に返って来る』

 

「何をしている時が楽しくて、もしくは辛くなくて、どんな働き方、いや生き方が自分に合ってるんやろうなあ〜」

 

 

 

 

3:ニートしてみる

ニートの定義にもよりますけど、ただ仕事をしてないだけなのかとか、ひきこもりなのかとか...。

私の場合はバイトもせず、親の仕送りで生活していたような時期があって、

14:00に起き、ゲームをして、ニコニコ動画を見て、18:00にコンビニかスーパーに行き惣菜を買って、またゲームやニコ動、mixitwitter2chを見て、朝の4:00に寝る。

といった生活。

 

また、怠惰な生活を送っていると自分自身と対話をする時間が増えましたね、何が好きなのか、何が嫌いなのか、やりたいことは何なのか、じっくり時間をかけて考えました。

 

しかし、結論、何ひとつ解決しませんでした。

 

 

なにかしらアクションを起こさないと何も解決しないし、分からないし、進みたい道も見失う。

 

バイトだろうが、勉強だろうが、遊びだろうが、ボランティアだろうが、趣味だろうが、とりあえずなんでもいいからまず行動することが重要だと気付かされましたね。

 

私はボランンティアに参加することから始めました。

 

 

 

 

4:フリーランスになってみる

新卒の会社を退職した後は、自分で仕事をしていこうと考え、フリーでデザインの案件をいくつか受けていました。 まあ金の管理はめんどくさいし、営業もしないといけないし、何より仕事をもらうのが簡単ではない。本当に稼げない。 腕一本で事業を行うことの難しさを実感しました。デザインだけでは食えないのでイベントで物を売ったり色々やってました(笑)

 

 

 

 

5:地元から引っ越してみる

関東と九州に約半分半分で生きてきた私は、それぞれの地域のメリットとデメリットを客観的に見れている方だと思います。自分の想いとしては両方「地元」なんですけど、住んでる地域を変えると、新しい出会いや文化、価値観に触れることもできるので私もこれは推奨します。

 

「世界は想像しているより広いし、多様で自由。」

 

 

 

 

6:一人旅をしてみる & 7:海外旅行してみる

自分のことを知らない人しかいない地域や国へ行くと、私の場合、素の自分が出てきます。いい意味でも悪い意味でも人目を気にしなくなるというか、逆にそういう時こそ事件や事故に巻き込まれないよう注意しなければなりませんが...。こちら側だけでなく、いつもとは違う枠組みや概念で相手からの見られるということも新鮮ですね。

 

一観光客としての私、

九州人としての私、

関東人としての私、

日本人としての私、

黄色人種として私。

 

 

 

 

8:借金してみる

個人的には、しないにこしたことはないと思いますが、意外としてみると大したことはないです。(金額にもよりますが)

 

逆にお金にお金を稼がせる「資産」を持つことの重要性について気付かされた気がします。

 

資産があれば、借金の利息や不動産の収入での生活だけではなく、さらなる資産を築くことができる!

資本主義ってすげえシステム!と思います。

 

ロバート・キヨサキ「金持ち父さん・貧乏父さん」を読むことをお勧めします。

 

 

 

 

9:三大欲求を満たしてみる

食欲に関してはずっと満たされてきたと思います。学生時代は体が資本の運動部だったので、身長を伸ばしたり、体重を増やしたり、筋肉をつけたりと、体づくりは1つのミッションだったので、1日5食とか、量も半端なかったですね。好きなものを好きなだけ食べてたりもしてましたし...。

ですが、そんなペースで20代も食べ続けるとガチで太ります。代謝も悪くなるので痩せません。あんなに食べることが好きだったのに、カロリーと内容を意識した食生活が今のテーマですね(汗)

 

睡眠欲を満たすために寝たいだけ寝ればいいというのも違いましたね。頭が働かないし、頭痛もしてくるし、体調も悪くなるし、体も重くなる...。

人によると思いますが私の場合、夜は4時間程度、昼に15分~30分程度仮眠というサイクルが一番頭も体も働く気がしています。

 

性欲は20,21歳あたりから明らかに下降しているのが分かります。当時は爆発しまくってましたが、朝、朝、昼、昼、晩、晩、晩なんて今は絶対できないですし。狂ったように色んなプレイや回数をこなして快感を得れるのは20歳前後までな気がします。

他に分かったことは、よく言われるような「体の相性」なんて存在しないことと(一生忘れられないような経験はありますが)、女性と関わる時に自分が性欲で動いているかどうかをメタ認知できるようになったことですかね。

 

 

 

 

10:正解などないと知る

これは結構深い気がしてるんですが、「しないで知る」ということと、「やってみて知る」と言うことには大きな違いがある気がしてます。

仕事をわざわざリスク負ってやめる必要もないですし、自分の生まれ育った土地から引っ越す必要もないですし、借金もしないでいいし、アホみたいに飯食う必要もないんです。

重要なのは、「自分がAという行為をすると、Bになる」「Cに関わると、Dと感じる」ということを認識しておくことであって、そこには正解不正解はないんです。

初めてヨーロッパに行って世界観が180°ひっくり返るような人もいれば、思ったより大したことはない、あまり感動もしなかったと思う人はいるし、借金して自殺しなければならないぐらい追い込まれる人もいれば、利息払って少しずつ返していけばいいじゃんって思える人がいるわけで、自分の心のキャパシティみたいなものが分かっていれば、世の中もう少し生きやすくなるんじゃないのかなあと、26歳の私は思っています。

 

 

 

 

で、お知らせなんですが、基本的に今後このブログを更新することはありません。

 

あくまでもこれはクレメア氏の

#世界観の作り方

note.mu

に影響を受け、私の世界観を作るため・顕在化していくために始めたものでしかないので、次のステップに移りたいと思います。

 

(たまに「初心者のための◯◯」で使用するかもしれません。)

 

今後はnoteでアーティスト活動を発信していく予定ですので、よろしければ私のtwitterをフォローください。

twitter.com

 

以上、肥前守でした!

1分でわかる! RGBとCMYKの違い

どうも肥前守です。

 

 

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クレメアサロン内にてRGBとCMYKについての説明をいたしましたので分かりやすくこちらでも解説したいと思います。

twitter.com

 

 

印刷物を入稿する際に「RGBからCMYKへ変換をお願いします」と言われたり、デジカメで撮った写真をプリントアウトすると、思ったよりくすんだ感じで出力された経験ってありませんか?

 

 

結論から言いますと、自然の中やパソコンから見えている色を、印刷(インク)で全て表現するということが不可能だからなのです。

 

 

 

 

「?」って感じですよね。

 

 

 

 

まず、概念的に色の三原色には

の三原色(RGB)

の三原色(CMY)

があります。

 

 

 


RGBとは

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RGBカラーは、光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」のことです。
PCモニターデジカメスキャナなどは、光が色を発しているため、このRGBカラーで色が表現されています。

これらは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づいていくため『加法混色』と言われています。

 

 

 

 

CMYKとは

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CMYカラーは、色料の三原色「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」のことです。

これらは混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり、理論上は黒色に近づいていくため『減法混色』と言われています。

理論上と書いたのには訳があり、実際にはどんどん濁った灰色になっていくのですが、一般的にイメージする『黒色』にはなりません。 印刷では、黒の部分を引き締めるために、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)にブラック(K)のインキを加えた4色(プロセスカラー)でフルカラーを表現しています。

 

 

 

 

カラースペース(色表現の広さ)について


カラースペースでRGBとCMYKでは、再現できる色の領域(色空間・カラースペース)が異なります。下の図より、色のついた図形の範囲がRGBで表現できるのに対して、その中にある三角形の範囲内がCMYKで表現できる色になります。

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CMYKは狭いですよね。RGBでは再現可能であってもCMYKでは再現できない領域があることがわかります。

 

 


そのためRGBで作成されたデータを印刷すると、再現できない領域が自動的にCMYKでの近似色に置き換えられ、全体的にくすんだ色味に仕上がります。(しかし、CMYKで表現できない色(白や蛍光色)は「特色インク」を使用する場合もあります。)

 

どうしてもくすんだり、色味が変わるのが嫌だと言う方は、解決策としてフォトショップなどでRGBデータをCMYKデータで変換して印刷することが手っ取り早いと思います。

 

 

 

 

以上、本日もおつきあいありがとうございました。

この時期にぴったりなカルト映画の金字塔『ロッキー・ホラー・ショー』について解説するよ!

どうも肥前守です!

 

9月も残り少しということでね、今年もロッキー・ホラー・ショーの季節がやって参りました!

 

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というわけで、

ロッキー・ホラー・ショーって何?」「知らない」

という人のために今回は初心者向けの解説をしていきたいと思います!

 

ロッキー・ホラー・ショー

The Rocky Horror Picture Show

監督:ジム・シャーマン

脚本:ジム・シャーマンリチャード・オブライエン

製作:マイケル・ホワイト

製作総指揮:ルー・アドラー

音楽:リチャード・ハートリー

撮影:ピーター・シュシツキー

編集:グレイム・クリフォード

製作会社:ルー・アドラー=マイケル・ホワイト

配給:20世紀フォックス

公開:イギリス:1975年8月14日

上映時間:99分

製作国:イギリス

言語:英語

製作費:$1,200,000

 

 

 


まずは、ざっくりとあらすじから

 

 

物語の始まりは、教会での結婚式のシーンから始まります。

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その結婚式に参加していた真面目な青年ブラッドと純粋な少女であるジャネットは、めでたく婚約することになります!

 


2人は、結婚式の報告を学生時代の恩師に報告しにいく途中、雨の中、森で迷います。乗っていた車のタイヤもパンクしてしまったため、電話を借りるために近くにあったお城に立ち寄ることにしました。

 

 

 

なんとも顔色の悪いお城の召使いのリフ・ラフに城内に案内されると、そこでは奇妙な格好の人々や、リフ・ラフの姉で家政婦のマジェンダ、そしてコロンビアという名前のグルーピーなどが集まって、おかしなパーティーが催されていました。 

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異様な雰囲気を感じたブラッドとジャネットの2人は、ここから逃げようとしますが、そこで城主であり、全性愛、異性装、マッドサイエンティストだと自称するフランクン・フルター博士が登場し、引き止められます。

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彼は「トランシルヴァニアのトランセクシャル出身のスウィートなトランスヴェスタイト(異性装)」と自己紹介し、ブラッドとジャネットを自分の研究所に招待します。

 


その研究所では、なんと博士は金髪の人造人間・ロッキーを作る実験が行われていたのです!

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博士が人造人間を作っていた目的は!?...

 

 

そして、ブラッドとジャネットの運命はいかに!?...

 

 


と、あらすじだけ読めば、よくありがちのB級ホラー映画かなって感じですよね。

 


本筋はそうなんですが、なんとこの内容でミュージカル映画なんです。

 

ガンガン歌って踊ります(笑) 

 

 

 

ミュージカル映画といえば、

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見ているだけで楽しくなる「オズの魔法使」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「マンマ・ミーヤ!」、「チキチキバンバン」、ディズニー作品の「メリー・ポピンズ」、「魔法にかけられて」、見ていて心にぐっとくるような「レ・ミゼラブル」、「オペラ座の怪人」、「ムーラン・ルージュ」などが王道といったところでしょうか。


最近は実写版の「美女と野獣」、「ラ・ラ・ランド」、「グレイテスト・ショーマン」なども話題でしたね。

 

 

 

 

では、

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ロッキー・ホラー・ショー」は何が面白いの?

他の王道ミュージカルと何が違うの?

どこが評価されてるの?

特徴は?
って話ですよね

 

 

私なりに大きく2点挙げてみると

・公開当初は評価は最悪、時代を経て評価が向上
・ライブ感たっぷりの視聴者・観客参加型映画

といったところが、なかなか他の映画ではみられない魅力だと思います。

 

 

あらすじだけでは分かりにくいかもしれないですが、結論から言うと、この映画はなんでもありでめちゃくちゃなんです。

 

1975年にイギリスで公開された当初は評価は最悪で、試写会の席ではお客が次々に中途退席していったといわれています。

 

しかしカニバリズムなどの猟奇的であったり、麻薬などのインモラルな要素もあるものの、当時のほかの映画ではとても見られない奇怪なキャラクター、刺激的で洗練されたロック音楽と衣装・舞台のデザイン、ホモセクシュアルバイセクシャルトランスヴェスタイトや乱交も含めたエロティックな内容は、少数ずつながら支持者を増やしていきました。

 

公開1年後にアメリカで始まった深夜興行では、俗に言うコスプレをした観客(1970年代にですよ!)が週末ごとに集まり、映画を見ながら全員でお約束のツッコミを叫んだり、紙吹雪や米をまき散らす、さらにはスクリーンの前で俳優が同時進行で演技するといった、観客参加型のパーティ形式の上映が定着していきました。

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この上映形態は熱狂的リピーターを続々と生み出し、カルトムービーの代表格として必ずその名前が挙がる高みに本作を押し上げていき、公開から40年近く経った今もなお古びておらず支持されており、熱心なリピーターに支えられて上映会は世界中のそこかしこで行われています。

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もちろん日本でも!

 

 

 

さらに2016年には米FOXで『ロッキー・ホラー・ショー』のリメイク作品、『The Rocky Horror Picture Show: Let’s Do the Time Warp Again』がテレビ映画として放送されました。

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日本では舞台も!

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出演は、

 

古田新太

小池徹平

ISSA

ソニン
上木彩矢

アヴちゃん(女王蜂)

吉田メタル
東京ゲゲゲイ【BOW・MARIE・YUYU・MIKU】 
戸塚慎

若井龍也

佐藤マリン
ROLLY

武田真治 

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めちゃくちゃ豪華ですね!

 

 

 

 

また、2005年にはアメリカ国立フィルム登録簿(発表から最低10年以上経った「文化的、歴史的、芸術的」に重要であると評価されたフィルムが登録されている。)に永久保存登録されるまでになったのです。

 

 

 

 

 

中身のない悪趣味な映画と言われておりますが、映画には

「Don't dream it, Be it.」

といったメッセージがあります。

 

 

直訳すると「夢見るのではなく、それに成れ」ですが、

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この映画では暗に「カミングアウトしよう」という意味も含んでいますが、作品はゲイ・コミュニティを遥かに超えて、多くのロック・ファン、芝居ファン、そして冒険を恐れない人々のバイブルとなりましたから、今やマイノリティに限らず、行動を起こしてほしいすべての人に捧げたい言葉となったと言えましょう。

 

また、この映画の支持が集まってきた背景として、公開された70年代は同性愛に対してもまだまだオープンな時代とは言い難く、マイノリティの人々にとって肩身の狭い世の中に対して、この映画のキャクターたちのように、自分の枠を取り払い、好きな生き方をすれば良い、というヒッピームーブメントやカウンターカルチャーの流れとも相性が良かったのかもしれません。

ですが、作品はゲイ・コミュニティを遥かに超えて、さらには時代も超えて、多くのロックファン、芝居ファン、そして冒険を恐れない人々のバイブルとなりましたから、今やマイノリティに限らず、行動を起こしてほしいすべての人に捧げたい作品となったと言えましょう。

 

この作品は私の世界観を作っている映画のひとつです。

 

興味を持っていただけたのなら、ご覧になることをお勧めします💋

 

 

www.youtube.com

 

以上、今回もおつきあいありがとうございました!

 

初めてのポケモン基礎知識

 

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どうも肥前守です。

 

実はクレメアサロンに引き続き、2つ目のオンラインサロンに入会しました!

 

 

 

それがこちらの

twitter.com

 

 

 

福ちゃんのポケモンサロン」です!!

 

 

 

 

サロンメンバーはガチ勢という訳でもなく初心者から上級者まで様々です。

 

今回は、ポケモンって何?」というレベルの方に向けた、基礎知識をまとめていきたいと思います。

ただ私はあくまでもゲームがメインの人間なので、アニメや映画、カードに関しては精通していません。今回のまとめは「ゲームにおける基礎知識」としてご理解いただけると幸いです。

 

 

 

 

【目次】

1:ポケモンって何?

2:種類・世代

モンスターボール

4:レベル

5:進化

6:タイプ

7:特性

8:性格

9:三値

10:その他

 

 

 

 

 

1:ポケモンって何?

ポケットモンスター (Pocket Monsters) は、株式会社ポケモン(発売当初は任天堂)から発売されているゲームソフトシリーズの仮の名称。また、同作品に登場する架空の生物の総称、それらを題材にしたアニメを始めとするメディアミックス作品群を指す。略称はポケモン (Pokémon)。-Wikipediaより

 

1996年にゲームボーイ用ソフトである第1世代のポケットモンスター 赤・緑が発売されました。また、その後はゲームのみならず、アニメ化、キャラクター商品化、カードゲーム、アーケードゲームと様々な展開がなされ、日本国外でも人気を獲得しています。

 

ゲームにおける『ポケットモンスター』シリーズは、ポケモンという不思議な生き物が生息する世界において、ポケモンを自らのパートナーとし、ポケモン同士のバトルを行う「ポケモントレーナー」たちの冒険を描くロールプレイングゲーム (RPG) です。

 

シリーズに共通しているゲームの大きな目的は2つ

1:ポケモン図鑑を完成させること

2:ジムバッジを8つ制覇し、ポケモンリーグでのチャンピオンを目指すこと

 

また、伝説のポケモンや、その力を利用しようとする組織とのストーリーが展開されています。

他にも、第一世代の「ポケモン赤」「ポケモン緑」ではそれぞれ出現するポケモンが一部異なるため、他プレーヤーとの対戦や図鑑完成のために、ポケモンの交換ができる通信機能が存在しています。

 

 

 

 

2:種類・世代

で、ポケモンて何種類なの?

 

昔は151匹とかいう歌があったような...

 

 

2018年9月時点において、第七世代までのポケモンの種類は

_人人人_
> 807匹 <
 ̄Y^Y^Y ̄

すごい数ですね。

 

 

まだ、先ほどから使っている「第一世代」や「第七世代」というのは、ゲームの互換性やシステムの変更に伴う分類だと理解しておいていいと思います。

 

例えば、第一世代と第二世代では双方向にポケモン移動できますが、第二世代と第三世代では一切のデータの互換性がありません。

第三世代以降の世代では、旧世代から新世代に向けてのポケモンの移動はできますが、逆はできません。

世代をが変わることで新しいバトル形式や新タイプの追加などが大きな変更点と言えます。わざ・アイテム・特性などにも追加・修正・変更が入ることもあります。

 

では世代ごとに特徴を見てみましょう。

 

 

第一世代

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ハード:ゲームボーイ

ソフト:赤、緑、青、ピカチュウ

ポケモン種類数:151種

 

 

第二世代

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ハード:ゲームボーイカラー

ソフト:金、銀、クリスタル

ポケモン種類数:+100種

主な変更点:あくタイプ・はがねタイプの追加、とくしゅがとくこう・とくぼうへ分化、性別、もちもの、てんき、時間帯、タマゴ、色違いが追加。

 

 

第三世代

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ハード:ゲームボーイアドバンス

ソフト:ルビー、サファイア、エメラルド、ファイアレッド(第一世代:赤のリメイク)、リーフグリーン(第一世代:緑のリメイク)

ポケモン種類数:+135種

主な変更点:せいかく、とくせい、ダブルバトルが追加。

 

 

第四世代

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ハード:ニンテンドーDS

ソフト:ダイヤモンド、パール、プラチナ、ハートゴールド(第二世代:金のリメイク)、ソウルシルバー(第二世代:銀のリメイク)

ポケモン種類数:+107種

主な変更点:タイプに依存しないぶつりわざ・とくしゅわざへの分化。

 

 

第五世代

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ハード:ニンテンドーDS

ソフト:ブラック、ホワイト、ブラック2、ホワイト2

ポケモン種類数:+156種

主な変更点:かくれとくせい(隠れ特性)が追加、トリプルバトルローテーションバトルの追加。

 

 

第六世代

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ハード:ニンテンドー3DS

ソフト:X、Y 、オメガルビー(第三世代:ルビーのリメイク)、アルファサファイア(第三世代:サファイアのリメイク)

ポケモン種類数:+72種

主な変更点:フェアリータイプの追加、メガシンカの追加、群れバトルとスカイバトル、さかさバトル追加。

 

 

第七世代

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ハード:ニンテンドー3DS

ソフト:サン、ムーン、ウルトラサン、ウルトラムーン

ポケモン種類数:+86種

主な変更点:Zワザ追加。トリプルバトルローテーションバトル、群れバトル、スカイバトルが廃止。

 

 

 

 

3:モンスタボール

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トレーナーがポケモンを連れて移動や、捕獲をする際、ポケモンを収納するのに使われます。ポケモンを収納して持ち運びができるのは最大で6個。つまりトレーナーが連れて歩けるポケモンは6匹となります。ストーリーの中でポケモンを6匹以上捕まえた場合、7匹目のポケモンはパソコンのボックスに預けられます。ポケモンセンターのパソコンでいつでもポケモンの入れ替えは可能です。

種類は様々なものがあり、純粋に通常のモンスターボールより捕獲率の高くなるものや、特殊な条件のときに捕獲率が高くなるものなどがあります。

 

またポケモンをゲットする方法として

・野生のポケモンを捕まえる

・卵を孵化させる

・人からもらう

・化石や琥珀を復元させる

・イベント配布で手に入れる

が主な方法になります。

 

 

 

 

4:レベル

他の様々なRPGと同じように、ポケモン同士のバトルで得ることのできる経験値が一定値に到達するとレベルが1上がります。レベルが上がると「こうげき」や「すばやさ」などの各ステータスが上昇し、新しいわざを覚えることがあります。また、ポケモンによっては進化することもあります。

ポケットモンスターシリーズにおいては、レベルの範囲は1から100であり、レベル100になったポケモンは経験値を得ることができず、仮にレベルアップが進化の条件のポケモンがレベル100になると、それ以上進化することができなくなります。

 

ポケモンのレベルを上げる方法は主に以下の3つです。

バトルで経験値を得る。
ふしぎなアメを使う。
育て屋に預ける。

 

 

 

 

5:進化

ポケモンのレベルが上がり、姿形や能力、タイプが変わる場合があります。これが進化です。ゲームシステム上は一度進化してしまうと元には戻れません。また進化の回数は様々ですが、最高で2段階になります。ポケモンを進化させる条件は、大まかに分けてレベルアップしんかのいし通信交換の3種類があります。以下は全てではないですが主な進化方法になります。

 

レベルアップ
レベルアップによる最も一般的な進化。一部のポケモンは特定の条件を満たした上でレベルアップした時のみ進化が可能になります。


なつき度
十分になつかせて、レベルアップさせることで進化します。時間帯が絡む場合もあります。


場所
特定の場所でレベルアップさせることで進化する。


わざ
特定のわざを覚えさせてレベルアップさせることで進化する。


どうぐ
特定の道具を持たせてレベルアップさせることで進化する。時間帯が絡む場合もある。進化した場合、持っていた道具はなくなってしまう。


時間帯
特定の時間帯にレベルアップすると進化する。他の要因が絡むことが多く、なつきやレベルが一定以上必要なポケモンもいます。


性別
性別によって進化しなかったり、分岐進化したりする。

しんかのいし
しんかのいしを使うことで進化するポケモンもいます。レベルや時間に関係なくいつでも進化させられますが、レベルアップで覚えるわざが極端に少なくなることが多い為、注意が必要です。


通信交換を用いた進化
通信交換を行い、相手先に着いた時に進化します。
特定のどうぐを持たせて交換に出さないと進化しない場合もあります。進化させると、持っていた道具はなくなってしまいます。

 

分岐する進化
イーブイ
しんかのいしを使うと進化するほか、様々な条件を満たしてレベルアップで進化します。
使うしんかのいしで進化先が変わる。
例:イーブイみずのいし)→シャワーズ
例:イーブイかみなりのいし)→サンダース
例:イーブイほのおのいし)→ブースター
十分になつかせた状態でレベルアップさせると、時間によってエーフィかブラッキーに進化する。だが下記の、リーフィア、グレイシア、ニンフィアの条件を満たしていると、エーフィ、ブラッキーには進化しない。
例:イーブイ(なつき・朝昼)→エーフィ
例:イーブイ(なつき・夜)→ブラッキー
こけむしたいわかこおりでおおわれたいわがある場所でレベルアップさせるとそれぞれ進化先が変わる。レベルアップを伴うイーブイの進化で最も優先される。
例:イーブイ(こけむしたいわがある場所)→リーフィア
例:イーブイ(こおりでおおわれたいわがある場所)→グレイシア
ポケパルレで「なかよし」のパラメーターを2/5以上にして、フェアリータイプの技を覚えてレベルアップするとニンフィアに進化する。この条件を満たしていると、エーフィ、ブラッキーには進化しないが、リーフィア、グレイシアには進化できる。

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メガ進化

トレーナーが身につけている「キーストーン」、そしてポケモンに持たせた「メガストーン」がポケモンとトレーナーとの強い絆によって共鳴することで発動する、進化を超えた進化。通常の進化と同様に姿が変わり、能力値が格段にパワーアップします。ポケモンによってはタイプやとくせいも変化し、さらに、今まで決して進化しなかった、既に2回進化したポケモン・伝説のポケモンメガシンカすることができます。

特に通常の進化と異なるのは、戦闘中のみの進化と言う点で、バトルが終わると元に戻る。また一回のバトルにつき一度しか使えず、一匹がメガシンカを使うと他のポケモンメガシンカできなくなります(任意の解除はできない)。

 

 

 

 

6:タイプ

みず、ほのおなど18種類があり、それぞれのタイプ同士の相性が決まっています。

第二世代ではあくとはがねが、第六世代ではフェアリーが追加されました。

ポケモンには種族ごとに1〜2種類、技には1種類のタイプが割り当てられています。

 

技のタイプ
バトルにおいて、攻撃技のタイプと、攻撃されるポケモンのタイプの相性関係によって、その威力が増加、減少したり、全く効かなかったりします。また、特定のタイプのわざを無効化する特性も存在します。

また、攻撃技とそれを使用するポケモンのタイプが同じ場合に威力が高まります(タイプ一致ボーナス)。

一部の特性には本来の技のタイプが変わる特性も存在しています。

また、あるタイプを備えたポケモンは、特定の状態異常や状態変化を防ぐ能力があります。(例えば、はがねポケモンはどく状態を予防することができる)


タイプ一覧


◯ノーマル

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ノーマルタイプのポケモンには白やピンクの色をしたものが多く、(他のタイプに比べて)特徴がない、他のタイプへ強く属さないような性質を持つのがノーマルタイプの特徴と言えます。可愛い容姿をした、いわゆるファンシーポケモンや、陸上動物の獣類をモチーフとしたポケモンが多い印象ですね。

 


◯ほのお

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このタイプに分類されるポケモンは火や炎で、火山などをモチーフとしたポケモンが多く、インパクトあってかっこいい容姿などから人気が高いですね。

こうげきととくこうのどちらか、もしくはその両方が高く、ぼうぎょもしくはとくぼうが低いといった、攻撃的な能力値であることが多いです。

 


◯みず

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河川や海を生息地とする水棲生物をモチーフとしたポケモンが多く、主にHP・とくこう・とくぼうの耐久が高くて、すばやさはやや控えめです。ほのおやじめん、いわタイプに相性が良く、さらに弱点がでんきとくさタイプの二つと少なめで、耐性は四つと多いです。

 


◯でんき

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電気・雷をイメージさせるポケモンが分類されます。とくこう・すばやさが高く、ぼうぎょは低めであるポケモンが多いイメージです。タイプ固有の防御面はじめんタイプのみ弱点が一つで耐性は三つであるが、弱点であるじめんタイプの攻撃技はよく使われるため、お世辞にも良いとは言えません。みずやひこうタイプに対しては相性がいいです。

 


◯くさ

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このタイプには植物系のポケモンが分類されます。植物は動けないという観念からか、主にすばやさの低いものが多く、その分こうげき・ぼうぎょ、あるいはとくこう・とくぼうに優れています。ねむりごな、やどりぎのタネなど、独自の補助技が使えるという利点があります。みずやじめん、いわに対しては相性が良いです。

 


◯こおり

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氷河など、寒いところに住むポケモン、または雪や氷をイメージをさせるポケモンが分類されます。 このタイプを持つポケモンはとくこうととくぼうと言った特殊面が高い傾向が強いですね。ほのおやはがねやかくとう、いわタイプに対して相性が悪いですが、高い能力値を持つドラゴンタイプに相性がいいです。

 


◯かくとう

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パンチやキックなど、主に格闘を得意とするポケモンが分類されます。主にこうげき、とくぼうの高いポケモンが多く、とくこうが低い傾向にあります。 ひこう、エスパー、フェアリータイプは苦手で、いわやはがね、こおり、あくタイプに対して相性が良いです。

 


◯どく

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毒を持つポケモンや、毒そのものでできたポケモンはこのタイプに分類されます。紫色をしたものが多く、すばやさが控えめで、耐久性が高い傾向にあります。弱点が少なく、かくとう、むし、くさ、フェアリータイプに対して相性が良く、エスパーやじめん、はがねタイプが相手だと苦戦します。

 


◯じめん

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地中などに住むポケモンがこのタイプに分類されます。弱点を突けるタイプがかくとうに並んで最も多く、こうげき、ぼうぎょが高く、とくこう、とくぼう、すばやさが低めです。みず、くさ、こおりタイプに弱いですが、どく、いわ、でんきタイプに相性が良いです。

 


◯ひこう

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鳥など、主に翼で空を飛ぶポケモンが分類されます。主にすばやさが高く、でんき・こおり・いわタイプが弱点ですが、くさ、かくとう、むしタイプには相性が良いです。

 


エスパー

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主に超能力を持つ者がこのタイプに分類されます(そのためかエスパータイプの伝説のポケモンも多い)。エスパータイプポケモンの多くが特攻に偏ったステータスをしていることからも分かる通り、大半がとくしゅわざであり、戦況を大きく変えるトリッキーなわざも多いです。むし、ゴースト、あくタイプが弱点で、かくとう、どくタイプに対して相性が良いです。

 


◯むし

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むしタイプのポケモンは現実で昆虫類に属する生物をモチーフにしたものが多いです。むしタイプは一般的に成長が早いとされ、ゲームの序盤では大きな戦力となることが多いですが、能力値が低いためゲーム後半や公式戦ではむしタイプの出番は少なくなることもあります。各能力の中ではHPやすばやさが主に低くく、ほのお、ひこう、いわタイプが弱点で、くさ、エスパー、あくタイプに対して相性が良いです。

 


◯いわ

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主に体が岩石で構成されているポケモンが多く、こうげき・ぼうぎょが高く、とくこう・とくぼう・すばやさが低いです。攻撃面ではいわを弱点とするメジャーポケモンは多いうえにわざの威力にも恵まれているものの、命中率に劣る傾向があるのが大きな欠点です。みず、くさ、かくとう、じめん、はがねタイプのに弱く、弱点が多いですが、
ノーマル・ほのお・どく・ひこう、こおりタイプに対して相性が良いです。

 


◯ゴースト

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幽霊がモデルのポケモンが分類されます。ノーマル、かくとうと、タイプの中で無効タイプが最も多く、このタイプに該当するポケモンはフェアリーの次に少ないため、全体的な能力にはバラつきがあります。ノーマルタイプとかくとうタイプの技をゴーストタイプのポケモンに、逆にゴーストタイプの技をノーマルタイプにかけても違いダメージが通りません。エスパータイプに対して相性が良く、あくタイプや同じゴーストタイプの技を苦手とします。

 


◯ドラゴン

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ドラゴンタイプには竜をイメージしたポケモンが多く分類されます。ドラゴンタイプのポケモンは様々なタイプに耐性を持ち、能力値が全体的に高いのでオールマイティーで安定した戦いができます。また使える技の種類も豊富です。ドラゴンタイプのポケモンは基本的に入手困難であり、その上最終進化形態になるまでの期間が長いため、育てるのが難しいですが、その分最終進化系のパワーは絶大です。こおり、同じドラゴン、フェアリータイプの技が弱点で、ほのお・みず・くさ・でんきタイプの技に対してはダメージが半減します。

 


◯あく

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第二世代より登場したタイプであり、主に設定で凶悪、獰猛なポケモンが多く分類されます。自身の技は、エスパーのポケモンに有効である一方でエスパー技はこちらには効きません。こうげきまたはとくこうの能力が高く、一方でぼうぎょやとくぼうといった耐久面は低いです。むしやかくとうやフェアリータイプは苦手ですが、ゴーストとエスパータイプに対して相性が良いです。

 


◯はがね

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あくタイプと同じく、第二世代より登場したタイプであり、金属をイメージする硬い表皮を持つポケモンや刃物の様に鋭いポケモン、金属(鉱物)そのものであるポケモンが分類されています。タイプのなかで最も多い11個の耐性を持ち、多くはぼうぎょが非常に高いです。ほのお、かくとう、じめんタイプに対し相性が悪いですが、ノーマル、くさ、こおり、ひこう、エスパー、むし、いわ、ドラゴン、はがね、フェアリータイプの技に強く、どくタイプの技を無効化します。

 


◯フェアリー

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第六世代より登場したタイプで総数が33匹と一番希少なタイプとなっています。

自身の技がドラゴンタイプのポケモンに効果抜群である一方、ドラゴン技はこちらには無効になり、かくとうやあくなど暴力的なイメージのタイプに対して相性が良いです。逆に、はがねやどくなどの人工的なタイプに関しては相性が悪いです。

 

 

 

タイプ相性一覧表

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7:特性

ポケモンタイプ以外にも種類ごとに1種類から3種類のとくせいが定められており、そのうちのいずれか1種類を各ポケモンが持っています。2種類以上のとくせいを同時に持っているポケモンは存在しません。特性は様々な場面で有利な状況を作り出し、そのポケモンが優秀である理由は所持しているステータスが低くても特性が強いから、という例も少なくないです。逆になまけ(2ターンに一度しか攻撃することができない)、スロースタート(最初のターンから数ターンの間能力が低くなっている)などゲームバランスを保つためステータス能力の高いポケモンに対してハンデとして与えられているものもある。また、特性の多くは対戦時に効果があるが、フィールド上で効果を発揮するものも一部存在しています。

 

たとえばこちら

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ソルロックなどは「いわ」「エスパー」の二種類のタイプを持ったポケモンです。

いわタイプのポケモンはじめんタイプの技が弱点でしたよね。

しかし、特性の「ふゆう」はじめんタイプの技を無効化する能力を持っているのです!

 

 

 

 

8:性格

またポケモンには個体別に25種類の性格が存在し、そのうち1つを持っています。性格の違いによって以下のような影響があります。

◯こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさのステータス補正
ポロックやポフィン、マラサダの好き嫌い
◯きのみを食べた時にこんらんするかどうか
など

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上記の表のように、例えば「さみしがり」のポケモンは、こうげきステータスは↑で1.1倍上昇し、防御ステータスが↓で0.9倍の補正がかかることになります。

また、「がんばりや」「すなお」「てれや」「きまぐれ」「まじめ」の性格には上昇と下降の補正がかかりません。

 

 

 

9:三値

ここは少し中級者向けの知識かなと思いますが説明だけさせてもらいます。

 

ポケモンのステータスを決める値として種族値個体値努力値といった隠れたパラメータが存在します。公式ではありませんが、ポケモンのステータスの略称としてHABCDSというアルファベットが使用されます。

 

H:HP…ポケモンの体力を表す能力

A:攻撃…物理攻撃に影響する能力

B:防御…物理攻撃を抑えるのに影響する能力

C:特攻…特殊攻撃に影響する能力

D:特防…特殊攻撃を抑えるのに影響する能力

S:素早さ…1でも素早いポケモンが先制で行動

 

種族値って?

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種族値ポケモンの種類ごとに決められている数値です。例えば種族値を見ることでメタグロス(Aの種族値135)は攻撃と高いポケモンだと分かったり、バタフリー(攻撃の種族値45)は攻撃よりも特攻が高いポケモンだと言うことが分かります。ポケモンの特徴を数値化したものです。

 

 

600族って?

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600族とは各能力値ごとの種族値を合計した値が600であるポケモンのことです。 表を見ていただければ分かるかと思いますが、メタグロスカイリュークレセリアラティアスなどはHP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さを合計した値が600になっています。合計種族値が600というのはポケモンの中でも相当高い値であるため、対戦などでは人気の高いポケモンが多いです。

ちなみに合計種族値が最も高いのは現時点でメガミュウツーXメガミュウツーYメガレックウザの3匹が同列で780となっています。

 

 

個体値って?

個体値は生まれつきポケモンが持っている才能を表す数値です。同じレベルの同じ野生のポケモンを捕まえるとステータスに誤差があります。ポケモンには各能力(HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さ)で個体値が設定されており0〜31までの32段階で表されます。同じポケモンを捕まえたり孵化したりすると個体値が違うのでステータスも変わってきます。

また、個体値が最大値の31のことをVと呼んでいます。よく何故Vって呼ぶの?といった疑問を見かけますが表を見ていただければVと呼ばれる理由が見えてくるのではないでしょうか?

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僕達が普段日常で使用している数字は10進数という0〜9までの10種類の数字を組み合わせたものなのですがポケモン個体値は32進数という0〜Vまでの32種類の記号を用いて表現されているんですね。

3Vなら3箇所、6Vなら6箇所全ての個体値が最大値31(V)であるということを示しています。
先程出てきたHABCDSを用いてみるとHA-VのポケモンのことはH(HP)とA(こうげき)の個体値がV(31)のポケモンであると表現できます。

 

 

努力値って?

努力値ポケモンを倒した際にもらえる基礎ポイントの数値です。オニスズメを1匹倒したらS(素早さの努力値)が+1、コイルを1匹倒したらC(特攻)の努力値が+1となります。努力値ポケモンのどの能力を伸ばすかを決める指標となるものです。

例えば物理攻撃の速攻型アタッカーのポケモンを育成したい場合は「攻撃」と「素早さ」に努力値を振り分け、相手の物理攻撃を耐える耐久型のポケモンを育成したい場合は「HP」と「防御」に努力値を振り分けることによってそれぞれポケモンが育成できます。同じポケモンを育てたとしても育て方次第で色々な戦術が可能というわけなんですね。

努力値は最大合計510まで振り分けることが出来て、各能力値ごとで最大252まで振り分けることが可能です。最も一般的な努力値の振り分け方が「252・252・6」となります。ある能力値2つに最大まで努力値を振り分けあまりの数値を他のステータスに振り分けるものです。

 

以上が三値の説明になります。

この3つの値にポケモンを比べてみましょう。

 

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同じレベル50のガブリアスでも性格と三値が違うだけで、これだけステータスに差が出てくるんですね。

 

今回の三値のお話は、基礎知識ではないのでへぇ〜程度で知ってもらえればいいと思います(笑)

 

 

 

 

10:その他

御三家とは

御三家(ごさんけ)とは、ゲーム開始時に、博士などから「くさタイプポケモン」「ほのおタイプポケモン」「みずタイプポケモン」の3匹のうち1匹選んでもらえる最初のパートナーポケモンを表す用語で、その進化系も含めることが多いです。ただし第一世代のピカチュウバージョンにおいては御三家を選べず強制的にピカチュウが最初のパートナーとなります。

公式サイトでは「最初の3匹」「最初のパートナー」「パートナーポケモン」などと表記されます。

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色違いとは

ポケモンにはなんと色違いのポケモンも存在するんですね。

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色違いであるポケモンは、ステータス画面で姿を確認したり戦闘に出したりした際に光るエフェクトが出るため、「光るポケモン」とも呼ばれることもあります。

ゲームでは第二世代から出現しました。

 

色違いは、野生ポケモン以外にも卵から生まれたポケモン、かせきから復活させたポケモンでも出現します。ストーリー最初にもらうで御三家の3匹や伝説のポケモンも例外ではありません。色違いポケモンは進化しても色違いポケモンのままで、進化することで色違いになったり、色違いでなくなったりすることはありません。

サン・ムーンにおいて色違いのポケモンはおよそ4000匹に1匹!」とおおよその公式の設定が明言されています。

 

 

ジムリーダーとは

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ジムリーダーとは、ポケモンの世界における職業であり、各地のポケモンジムにおけるリーダーのこと。ジムリーダーに勝利するとジムバッジを入手することができます。
第一世代のニビジムのタケシであればいわタイプ、ハナダジムのカスミであればみずタイプといったように、ジムリーダーは専門とするポケモンのタイプを1つ持っています。しかし、第二世代とハートゴールドソウルシルバーにおけるトキワジムのグリーンは例外で、統一したタイプのポケモンを使ってきません。
また、第七世代のアローラ地方のみ、これまでの地方とは習俗が異なることからジムリーダーが存在していません。

 

 

伝説のポケモンとは

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伝説のポケモンとは、ゲーム内の神話などに登場し、特別な扱いをされているポケモンのこと、カートリッジ上1体しか存在しないポケモンを指すことが多いです。

 

伝説ポケモンのアニメ映画の題名やゲームのパッケージにもメインで載っていることが多いので馴染みがあるポケモンかもしれません。

 

ポケモン世界のストーリー上において、各地域の伝承にまつわる強大なポケモンや、ミュウツーシルヴァディのように人の手で生み出されたポケモンウルトラビーストのような異世界に多数生息するポケモンも便宜的に伝説のポケモンとして扱われています。戦闘能力が高い事は確かであり、一部の対戦ルールでは出場規制が敷かれています。

単純にゲームシステム面だけを突き詰めて言えば、1匹しか捕獲することができないタマゴみはっけんグループのポケモンが伝説のポケモンの定義となっており、公式の用語としては「各地方で滅多に見ることの出来ない貴重なポケモン」という表現となっています。

幻のポケモンと異なり、それまでに発売されたソフトのいずれかでゲット出来るので、ポケモン図鑑完成には必須のモンスターです。

 

◯第一世代
サンダー
ファイヤー
フリーザ
ミュウツー(出場制限)


◯第二世代
エンテイ
スイクン
ライコウ
ルギア (出場制限)
ホウオウ(出場制限)


◯第三世代
レジアイス
レジスチル
レジロック
カイオーガ(出場制限)
グラードン(出場制限)
レックウザ(出場制限)
ラティアス
ラティオス


◯第四世代
アグノム
エムリット
ユクシー
ディアルガ(出場制限)
パルキア (出場制限)
ギラティナ(出場制限)
レジギガス
ヒードラン
クレセリア


◯第五世代
コバルオン
テラキオン
ビリジオン
トルネロス
ボルトロス
ランドロス
レシラム(出場制限)
ゼクロム(出場制限)
キュレム(出場制限)


◯第六世代
ゼルネアス(出場制限)
イベルタル(出場制限)
ジガルデ(出場制限)


◯第七世代
タイプ:ヌル
シルヴァディ
カプ・コケコ
カプ・テテフ
カプ・ブルル
カプ・レヒレ
ウツロイド
マッシブーン
フェローチェ
デンジュモク
テッカグヤ
カミツルギ
アクジキング
ベベノム
アーゴヨン
ツンデツンデ
ズガドーン
コスモッグ(出場制限)
コスモウム(出場制限)
ソルガレオ(出場制限)
ルナアーラ(出場制限)
ネクロズマ(出場制限)

 

 

出場制限と記されたポケモンは、対戦や大会などへの出場が制限もしくは禁止される場合があります(ルールによる)。それらの伝説のポケモンに対して、禁止級伝説という通称もあります。反対に、ランダムマッチに出場可能な伝説のポケモンには準伝説ポケモンという通称もあります。

第六世代まで、伝説のポケモンはゲーム中1体しか入手できず、進化しないのが常識とされていましたが、 第七世代では一部のウルトラビーストが複数体出現するようになり、また進化することができるコスモッグタイプ:ヌルなどが登場したことでこの常識が覆されたことになります。

 

 

幻のポケモンとは

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おおまかに「通常のゲームプレイでは手に入れることの出来ないポケモン」を意味しています。基本的には時期や会場を限定しての配布や、劇場版の前売券特典でしか入手できません。

ゲーム単体で入手できないため、幻のポケモンを入手していなくても各地方のポケモンずかん、ぜんこくずかんを完成することができます。

 

◯第一世代
ミュウ

◯第二世代
セレビィ

◯第三世代
ジラーチ
デオキシス


◯第四世代
マナフィ
フィオネ
ダークライ
シェイミ
アルセウス

◯第五世代
ビクティニ
ケルディオ
メロエッタ
ゲノセクト

 

◯第六世代
ディアンシー
フーパ
ボルケニオン

◯第七世代
マギアナ
マーシャドー
ゼラオラ

 


幻のポケモンは例外なくバトルフロンティア・バトルサブウェイ・バトルハウス・バトルツリー・ランダムマッチやライブ大会(出場者が会場に集まって行われる大会)には一切出場できません。いわゆる「禁止級」になります。

 

 

以上で『初めてのポケモン基礎知識編』は終わりになります。

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ポケモンは私が初めてやり込んだゲームでもあるので、とても思入れがあり、今回の記事で初心者の方が少しでも興味を持っていただければ幸いです。アニメでもグッズでも世代を超えて楽しめるコンテンツだと私は思っています。

 

 

今回もおつきあいありがとうございました。

 

また次回

地域活動の心得:なぜあなたはその活動に参加するんですか?

どうも肥前守です。

 

初の1日2本投稿になりますね(笑)

 

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地方創生も4年目となり、多くの人が地方や地域に注目している今日この頃、私も9年ほど様々な地域で活動に携わってきましたが、「地方に移住して幸せです!」や「地域農産物・特産品のブランドかに成功しました!」のような嬉しい声もあれば、「移住したけれども地域のルールや風土になじめず肩身がせまいです」という声、「地域イベントに無理やり駆り出されます」といった声も耳にします。

 

私はこれまで主に「若者」「よそ者」という立場で地域活動に参加してきましたが、地方・地域と一括りに言うものの、抱えてる問題や街の仕組み・ルール、住んでいる人々の価値観などは多様です。

 

移住者と上手く共生できている地域もあれば、街や地域を盛り上げたいという情熱を持った若者や学生から、ボランティアという名目で知恵や労働力を摂取しようとしている問題も存在しています。

 

木下氏のこんな記事もありますね

toyokeizai.net

 

 

今回はその中で、「若者」「よそ者」が地方や地域で活動に参加する前に、心得ておきたいことを皆様にお伝えしたいと思います。

 


いくつかある中でも一番大切なこと、


それは、参加目的の明確化です。

 

 

「なぜあなたはその活動に参加するんですか?」

 

 

 

ちなみに、私が初めて地域活動に参加した目的は、


「スキル・ノウハウを盗むため」


です。

 


地域活性化イベントだったのですが、その時のポジションとしてパンフレットや広告、名刺、スタッフTシャツなど、デザイン力を必要とする仕事があったわけです。もちろんボランティアでしたが、当時私は大学1年生であり、早くデザインのスキルを身に付けたい時期でもありました。

 

先に団体に所属していた先輩デザイナーからフィードバック受けたり、ソフトの使い方や入稿方法まで、たくさんの学ばせてもらいました。

 


目的は人によって様々だと思います。
例えば「この地域の人たちが好きだから、どんだけボランティアでも地域の人の信頼得るため頑張ります!」でもいいでしょうし、「就活のためにネタ作りをしたい!」でもいいかもしれません。

 

目的がはっきりしていれば地域で与えられた環境、もしくは自分で築いた立場をフルに活用して取り組んでいけると思います。

 

 

大切なのは、

 

「この地域のために!この地域が好きだから!」


ではなく


自分が、地域(を通して)で幸せになるため(目的を達成するため)に〇〇が手段の地域活動をする。」


といった、

「地域を(のために)という主語より「地域を通して自分がという文脈を意識することが、活動者とフィールドのより良い関係性を築いていく第一歩じゃないのかなぁと私の経験上思ったりします。

 

 


今回もおつきあいありがとうございました。

 

また次回。

これから世界観を作ります!:まずはプロフィールにもなっていない自分語りから

目次
1:幼稚園~小学校時代
2:中学校時代
3ー1:高校時代
3ー2:美術予備校時代
4ー1:大学時代前半
4ー2:大学時代後半
5:Uターン
6:大学院時代
7:終わりに

 

 

 

 

1:幼稚園~小学校時代

 

1991年に生まれ、小学校に入る前までは茨城県や埼玉県で過ごし、とにかくカブトムシやクワガタなどの甲虫と恐竜が好きでした。図鑑が好きで暇さえあれば眺め、名前と特徴を覚えるといったような比較的インドアな少年だったと思います。

 

その後、佐賀県に引っ越し、地域の公立小学校に入学しました。

 

最初の頃は方言でクラスメイトが何を言っているのわからないといった状況がしばらく続きました。九州の雰囲気に馴染めなかったこともあり、仲のよい友達も2、3人程度しかおらず、基本的に図書室にいて、本と漫画を読み漁る生活を送っていました。(確か6年間の読書量1位とかで表彰された記憶が…)ドッジボールやサッカーは苦手でした…。

 

学年が少しずつ上がるとともに外でも遊ぶようになり、田舎ならではの魚取りや虫取りなどを楽しんでいました。

 

その頃ゲームとも出会い、よくポケモンパワプロ、無双系をしてました。

 

学校以外では習い事によく通っていました。


1年生から火曜日に絵画教室、金曜日に水泳教室、

3年生から木・土曜日に剣道教室と、6年まで真面目に続けていました。

 

 

 


2:中学校時代

 

中学受験に失敗した私はそのまま地元の公立中学校に通うことになりました。


しかし、不幸なことにそこは当時県内でも荒れていると言われていた中学校。

ご想像通り、飲酒、喫煙、校舎破壊、校内暴力、性行為、放火などが日常茶飯事で行われているような学校でした。

 

私は、そのような中でも粛々と勉強と部活に励んでいるようなタイプ学生でした。

部活は剣道部に入り、毎朝5:30からの朝練と午後練、上下関係も厳しく顧問や先輩からもミッチリしごかれるといったなかなかハードな環境でした。

 

1年の秋からレギュラー入りし、市で3位程度の成績を収めていました。部長で大将でした。

 

ハードな部活のおかげで小学校の頃はデブだった私も、クラス対抗の代表リレーに選ばれるぐらいに足が速くなり(小学校では女の子と同じくらいのスピードだった)、力も強くなり(握力60kg(参考:中学男子平均25~35kg))体格も変わっていきました。

 

中学2年生の初め頃に所持品にいたずらや、物を投げられるなどターゲットになりかけた時期がありましたが、一度だけガチギレてボコボコに返り討ちにして以降、そのような連中から何かされることはありませんでした。

 

学内ではまともに授業にならなかったため塾に通って勉強をしていました。中学の連中よりも塾で出会う他校の学生と気があったので私にとっては居心地の良い環境でした。ともに勉強できる友人と出会え、そこそこ頑張れたので学校での成績も常に学年で1~5位をキープできるようになっていき、通知表もほぼオール5でした。

 

で、人生初めての「プチモテ期」が来ました。
恋愛の話は別の機会にしたいと思います。

 

 

 

 

3-1:高校時代

 

進学先は県内の進学校か県外の高等工業専門学校か迷った挙句結局、県立の進学校に通いました。


偏差値は高くありませんが藩校の流れを組む、所謂名門と言われるS高校でした。

 

そこで人生初めて、大きな挫折を味わいました。

 

みんな勉強ができるんです。

中学で成績トップだった私は、高校の学年320人中、常に310番台。

 

 

まさに井の中の蛙が大海を知った瞬間でした。

 

 

今まで真面目に生きて来た私は、高校でも真面目に剣道部に入って部活には真剣に取り組んだものの、その他の面ではこの頃から少し変わり始めました。

 

授業中、常に寝るようになりました。

 

自習中、ゲームをするようになりました。

 

中間テストや期末テストを真面目に受けないようになりました。

 

ひどい時にはテストを途中で抜けてゲーセンやカラオケや映画に行くようになりました。

 

弁当と財布だけ持って学校に行くようになりました。

 

夏の補講にも出席せず、学祭にも参加しなくなりました。

 

Youtubeやニコ動、2chに入り浸る生活も始まりました。

 

部活だけは一生懸命取り組みました。30人以上の部員の中からレギュラーは5人でしたが、1年の秋からレギュラー入りし、弱小校だったチームを九州各地の強豪校が集まる大会でベスト8になるまでレベルを上げました。(インハイでは準々決勝で全国優勝校と当たり、良い結果が残せませんでした)

 

3年の夏で部活も引退し、いよいよ進路選択の時期になりました。


1学期終わりの担当との面談で「この成績でどこにいくんだ?」と、

見せられた私の通知表は、

 

 

_人人人人_
> オール2 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄

(5段階評価)

 

 


しかしよく見ると、その中には3つの「5」がありました。

 

1つ目は「現代文」
小さい頃から本を読んでいたせいか、授業を聞かずに感覚で解いても点数が取れていました。しっかり勉強しないといけない古文・漢文は悲惨なものでしたが…。

 

2つ目は「体育」
高校に入って本格的に体幹を鍛え、握力は70kg (高校男子平均40~42kg)、ベンチプレスは90kg(https://bodix.jp/5232によると、高校生平均は25~35kgらしいです)を上げられるようになり、パワーを使う大体の競技は得意でした。

 

3つ目は「美術」
美術!?と思いましたが、なんだかんだで小学校6年間絵画教室に通っていたおかげか苦手ではなかったのです。

 

私は、得意なことを活かして大学入試を受けようと考え、進学先を調べ始めました。
探す中で最優先したことは

 

『東京の大学であること』

 

でした。

 

 

どうしても東京に行きたかったんです。

 

一生九州で生活するであろう友人もいる中、私の中でそれは考えられませんでした。

 

そうなると受けることのできる大学の候補も絞られてきます。

・関東の大学
・科目数が少なく受験できる大学
・得意なことを深められる大学

 

しかし、ここで問題が発生することとなります。

 

「科目数が少なく受験」という条件を満たすには、
・少ない科目数(国・英)がものすごく得意であること
・推薦の場合、内申や素行が良いこと
・大会や発表会での成績が優秀であること


が求められており、まるで私は当てはまらない学生なのです。

(超一流の選手でもなければ、学内での成績も素行も悪い。こんなヤツ、高校の代表として推薦できないのは当たり前ですよね…。)

 

軽量入試もダメ、スポーツ推薦もダメ、ではどうするか…

 

 

「美術」…やってみるか…

 


そうして福岡の美術予備校の門を叩くこととなりました。

 

 

 

 

3-2:美術予備校時代

 

高校の美術の先生の紹介もあり、F学院を訪れ、デッサン、油絵、日本画、粘土、デザイン等を一通り体験しました。

 

驚いたのはクオリティの高さと教室の熱気です。


それはもういままで絵画教室や学校の美術の授業では体験したことのない空気感でした。


シン…とした中で聞こえる、

鉛筆の「カリカリッ」「シャッシャッ」という音、

筆をバケツで洗う音、

水粘土をこねる音、

 

静かな教室の中で制作に対する熱を初めて感じた瞬間でもありました。

 

17年間の人生で味わったことのなかった別世界の空気感に圧倒され、さらにこの世界を深く知りたいとも思い、美大を目指すことに決めました。

 

 

で、専攻は?

 

 

特にその時点で「これを極めたい!」というのはなかったんです。

アートとデザインの違いはおろか表現についても全く理解していないような私は、とりあえず「デザイン」を専攻することに決めました。

 

理由は「デザイナーってなんだかカッコ良さそう」という考えと、何より予備校のデザイン専攻の先輩たちが、おしゃれでかっこよくてイケてる人ばかりだったんです。

 

17歳の夏、私はデザインの道に向かって進み始めることにしました。


しかし、問題になってくるのが高校との両立です。

 

時間的にどうするの…?

 


3年生は7:30~18:00まで授業があります。

 

 

 

次の日、高校の職員室で「先生!俺美大に行きます!」と宣言し、熱意?を伝えました。

 

素行が悪かった自分に対して学年の先生たちは、高校に行きながらも予備校に通えるように、私専用のカリキュラムの準備と16:00以降の補講の免除をしてくれました。


寛大ですね。

 

昼は高校、夜は福岡で予備校というハードなスケジュールでした。


休日は予備校に缶詰で、朝6:00に行って、終バスで佐賀に帰るといった生活を続けていました。

 

進路は、T芸大、T美大、M美大の3つに絞り対策を始めました。

結果的には唯一合格したT美大に現役で進学することになりました。

 

そして佐賀での生活が1度終わりを迎え、12年ぶりの関東、東京での新しい生活が始まりました。

 

 

 

 

4−3:大学時代

 

で、東京に来たはいいものの、
大学1年で御察しの通り、遊びまくるんですね。

 

クラブイベント入り浸り(RIP、ヤスタカ、Perfume系のイベントによく行ってました)、ナンパ合宿、オフ会、当時メインSNSであったmixiで出会いまくり(わざわざ茨城や群馬まで行ったり1ヶ月家に帰らなかったり反省してます)…。

 

遊んでばっかいると悪い知り合いもできるわけで、そんな連中から紆余曲折あって●●団まがいの超ブラック派遣会社を紹介されて、2年頑張れば社長にしてもらえるとか言われ、ネズミ講のようなバイト始めるわけです。まだ東京来て2ヶ月の6,7月の話でした。

 

まぁ2ヶ月間、20連勤とかもあり、色々なことさせられてましたね(笑)
毎朝5:00出勤で24:00仕事終わり、その後謎の付き合いで飲み会、ボーリング、ダーツ、ビリヤードに連れて行かれ家に帰る頃には4:00。
(派遣バイトへの勧誘、イベント設営、マンホールのゴミ取り、ホスト・キャバクラのキャッチ、ティッシュ配り、引越し屋、掃除屋、ひたすら野菜を切る仕事…)

 

 

前期終わった8月に気づいたんですね、俺がやってることは絶対におかしいと。

 

夏休みはブラックバイトもバックれ、フェードアウトし、家で独りで物事を考える時間が増えました。
(所謂モラトリアムです。アートってなんだろう~。デザインってなんだろう~。俺はどうして生きてるんだろう~。何をする為に生まれたんだろう~。どういう人間になりたいんだろう~。)

 

そんな中、ある地域活性化イベントと出会いました。

 

どうやら若者が用賀という街の地域を盛り上げる為に頑張っている『YSF』というインカレの学生団体とのこと。たまたまその中にM美大に行った先輩の知り合いがいたこともあってボランティアとして活動に参加することになりました。

 

高校時代、まともに学祭に参加していなかった私にとってそれが楽しい楽しい、クラブイベントとかとはまた違った楽しさがあるんですよね。


後期からは真面目に勉強と制作に集中するようになりました。

ホワイトな仕事を探し、地元の小学校で学童指導員とデザイン会社でバイトを始めたり…。


特にこの期間はフリー、大手広告代理店、大手メーカーのデザイナーさんとの出会いや、デザイン会社で社長の鞄持ちのようなバイト(この頃デザイン会社で制作の仕事するにはまだスキルが足りませんでした(苦笑))をしてたこともあり、デザインに携わる様々な方のデザイン観を学ぶこともできました。人格形成のモラトリアムの時期にすごく大切な経験になったと思います。

 


mixiの使い方は相変わらずでしたが、
2年になった4月、あるメッセージが届きました。

 

「去年YSFでお世話になった者ですけど、去年は当日スタッフありがとうございました。今年は企画スタッフとして参加してみませんか?◯月◯日に説明会しますのでどうぞ~」

 

1年生の8月にお手伝いしたイベントのスタッフからお誘いがありました。

 

勧誘系に疑心暗鬼になっていた私は恐る恐る参加することにしました。

 

この時、私とまちづくり・地域活性化の分野との出会いになり、そこで先輩や後輩にも恵まれました。このころの繋がりは今も続いています。

 

2年の前半からは「大学とバイト先でデザインを学び、学生団体でまちづくりし、ネットで出会い」といった良い循環ができ、キャンパスライフも落ち着いてきました。twitterfacebookを始めたのもこの頃だったと思います。

 

 

 


4ー2:大学時代後半

 

3年になって「広告・マーケティング」分野のゼミに入り、インターンや就活も意識し始めることになりました。

 

学生団体も先輩が抜け、責任も重くなりました。
大手企業の社会人OBがメンターとしてついてクオリティや納期についてもシビアになり、活動もハードなものでした。
地域の小学校にお手伝いや、地元のお祭りに参加することと並行して、企画や制作物を形にしていく力はこの環境で相当養われたと思います。それに加えインターンやバイトもあるわけですから、7~8月は本当に寝られませんでした。自分のスキルがまだまだ低かったせいもありますね。1年次にブラック企業で働いていた頃の記憶がたまにフラッシュバックしてました(笑)

 

就活に関しては頑固にも大手広告代理店のDとHの2社しか受けないと決めていました。

 


結果、見事に落ちました。

 


Dは最終選考まで残ったんですが、Hは学内選考の時点で弾かれ、ADからのフィードバックでは「代理店は向いてないかもしれないよ」とまで言われましたね。


で、そのまま将来を考えることから目を背けるように、後先考えず、目の前の活動に全力で取り組むようになりました。


4年の最終学年になり、ご縁があったコンサルティング会社から長期インターンのお誘いがあったため、そこでお世話になりました。そのタイミングで3年続けた学童指導員とデザイン会社を辞めました。(ここでもいろいろな経験と学びがあったので色々書きたいんですが別の機会に)


単純に新しい分野に挑戦してみたかったことと、ものすごく給料が良かったんですね。

 

会社のバイト代+都からの事業補助金みたいなものが出ていたらしく、インターンのくせに大手企業の新卒より月にもらえていたんです。

 

業務内容は、主に名刺や会社案内等デザイン業務、コンサル資料作成などのアシスタント業務でした。


その時から私についてもらったメンターは、元々軍事兵器を担当していた商社マンであり、何より今まで出会ったことのないほどの人格者でした。

 

一部上場企業の役員達に対してコンサルしている姿を見ながら「こんなスーパーマンみたいな人が本当に存在するんだなぁ…」と思ってましたね。同時に、インターン期間中にこの人から学べるものはなんでも学びたいと思い意欲的に業務に取り組んでいました。


引き続き、まちづくりにも取り組んでいたんですが、4年も続けているうちにある疑問が湧いてきたんですね。

 

「地域ってイベントだけで活性化するの?てか、地域活性化ってなんだっけ?」

 

今まで情熱と独学だけで取り組んできていたこともあり、「まちづくり」や「地域活性化」についての知識も何もなかったわけです。

 

デザイン以外に学術的に学びたいと思える分野になりました。


4年生になってもまともに就職するのかどうなのかと、進路も決まっていなかった私ですが、漠然と「まちづくりや地域活性化について学びたい」という想いはありました。

 

知人の紹介もあり、卒業後はコンサル会社のインターンを続けながら茨城にあるT大学の研究室で復興事業や商店街振興事業などの実践を踏まえた研究活動に携わっていました。同時に用賀の学生団体の方で5年目の活動を続けてもいました。

 

しかし、ここで実家の母から連絡が入ります。

 

「祖母がもう長くない」と。

 

 

 

 

5:Uターン

 

悩みました。

 

「このまま関東で研究やプロジェクトを続けても行きたいし…」

 

「祖母のもとに行って自分の学生時代を過ごした佐賀のまちづくりをしたい気持ちもあるし…」

 

私は初孫でもあり、大変祖父母からは可愛がってもらいました。

また、中高生時代気にも留めなかった佐賀のことも気になります。

 

 

「東京にはいつでも帰れる。ばあちゃんのそばにいよう。」

 

 

私は5年ぶりに佐賀に戻ることにしました。

 

結局、関東でできた繋がりやプロジェクトもすべて置いて来てしまったので、0からの生活が始まりました。

 

とりあえず地元の企業に就職し、仕事を始めることになったのですが、配属先は営業部。


内容自体は新規の案件をとることに躍起になったり、売上目標達成に対してものすごくシビアというわけでもなく、既存のお客さん周りがメインでルーティンワークをこなすような業務内容でした。

 

 

毎日がコピーのコピーのコピーのコピーの………………….

 

 


しかし、突如私の業務内容が変わりました。

 

 

_人人人人_
> 社長秘書 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄

 

 

途中からは営業ではなく、社長の相談相手のような役割に変わりました。


その頃、「地方創生」が始まったこともあり、私がまちづくりや地域活性化に取り組んで来たことが気になっていたようです。


社長のスケジュールを管理して、アポを取って、ついて周って国会議員や自治体の首長、他の会社の社長とお会いするような立場になっていました。

 


しかし…

 


事情もあって詳しいことは言えませんが、わかりやすくお話ししますと、
その後社内政治に巻き込まれ、新卒一年目の私が干されます。

 


で、結局一年で退職してアカデミックな世界に戻ることとなります。

 

この年の秋、子と孫に見守られて祖母は息を引き取りました。

 

 

 


6:修士時代

 

まちづくりや地域活性化への情熱は捨てられず大学院に入り、修士社会学の研究をすることにしました。


ぺーぺーですが、ありがたいことに2つの地域から地域プロジェクトアドバイザーのお仕事の依頼があり、


実践と学術的な面の両輪で2年間研究を続け、修士号を取ることができました。


大学では卒業制作の提出で良かったものが、専門も変わり、社会学や地域学の基礎知識から始め、先行研究をサーベイし、課題を見つけてまとめ、実践を踏まえて研究し、自分の論文を作っていくという作業はなかなかハードでしたね。

 

そして現在は地域アドバイザーの契約も終わり、企業でインハウスのデザイナーをしながら博士課程で研究をつ助けております。

 

なんだかまとまりのないmixi日記のようなってしまいましたが、私が26年で歩んできたおおまかな軌跡です。恋愛とか、自殺をしようとしたこととか、海外に行ったこととか、アイドルオタやってたこととか、ディズニー行きまくってたこととか、地域活性化・地方創生が嫌いになった話とか、色々な話題もあるんですけど、それは別の機会にでも。

 

 

 


7:終わりに

 

26になっても軸が曖昧で、なんとなくデザインの仕事しながら、なんとなく博士課程で研究を続けている訳ですが、この記事でわかる通り、私はいままで人のお手伝いがメインの生き方をして来ました。

 

それなりに専門的な知識もあり、それを生かす手段を知って実践している人たちとそれなりに接してきたにもかかわらず、私自身から社会に対してコンテンツを提供できるようなことはしてこなかったのです。

 

その部分が私の弱みの1つであるなと、このところ感じるようになりました。

 

 

そんな中今回、クレメア氏のnote

note.mu

に触発されたので、これを機会に私の世界観を構築していきたいと思い、このブロクを立ち上げました。

 

このような文章を書くことに慣れていないため、見苦しいとは思いますが、今回の自分語りで少しでも私に興味を持ち、今後も本ブログにお付き合いしてきたいただけると幸いです。

 

 

ではまた次回!